
説明します。
予てより、お子さんを守るべき立場である親御さんのストレス緩和を目的とし、支援者の皆様から支援物資以外にも『被災されたママさんへの手紙』を多くお預かりしパパママへ手渡してきました。
それはまさしく『心から心へ』の支援品です。
今回は
『身体から心へ』
震災の有る無しに関わらず、育児に対するストレス過度の話は多く聞きます。
育児は喜びだけでは完結しないからです。
責任に伴う不安や焦りが選択を誤る事などもあるでしょう。
ピースジャムの活動を通し、日々被災地に暮らす親御さんの話を聞きます。
育児そのものではなく、生活全般が不安定な為に育児にもストレスを感じ易くなっている、といった内容が最近は増えて来ました。
瓦礫だらけの光景から時間が経ち、それらのあった場所が更地に変わりつつある被災地では時間の経過と共に、人々の心も幾分か冷静になってきた為と考えています。
冷静になれば失ったものの数を数える事ができます。
そして、この震災によって失ったもの1つ1つの重大さを背負います。
それは様々な質があるけど、先の多くの時間や想いが今に重くのしかかって来るモノだと身をもって感じます。
今日どう生きるか?から明日どう生きるか?に状況が変わり、
来年はどう生きているのか、または、将来どうすればいいのか?といった心に変化しています。
見えない近い未来に、見えている今を潰されそうになっているわけです。
一寸先は闇と言いますが、不安に感じる闇と比喩される未来には良い事もきっと沢山転がっているはずです。
でも、闇としか感じなければ闇でしかありません。
でもそう感じざるを得ない環境も人によって多くあります。
同時に現状を捉えている健康な感じ方とも自分は思っていますが。
自分は不安を感じない人の方が不安になります。
とてもアゴの長い人が「元気があれば何でも出来る」と言っていました。
自分もそう思います。
なぜなら漠然と広がる万を超す瓦礫を、手前の1つ目から片付け始めた人達は別にプロレスラーだった訳ではないから。
若者も老人も歯を食いしばって『気持ち』を奮い立たせたから。
ならば今日のストレスを緩和し明日の活力へ繋げる。
そんな『きっかけ』を提供したい。
話がそれました。

そんなワケで、明日から薬剤師さんと予約を頂いているお宅へ薬草を持って伺いに行ってきます。
個人個人の体質に合わせて、薬剤師さんにストレス緩和に効能のあるハーブティーを調合(調剤?)して頂き、その場で提供いたします。
提供する際はバーテンダーらしく2本指でグラスの底を滑らせ、
ませんけれどもね。
えへ。
《佐藤》
P.S
もしこの記事を観て「私も飲んでみたい」と言う方が南三陸町や気仙沼や陸前高田でおられましたら《peacejam.kes@gmail.com》までご連絡下さいませ。
特に赤ちゃんがいないご家庭でも受付致します。
受付と実施期間は8/19の午後~8/21の午前の間となります。
極力時間調整は致しますがご都合に合わない場合はご了承下さい。